様々なワークの形状や刻印方法に応じた
刻印機の特集記事をご紹介します。
トップページ > マーキング特集一覧 > ハンディタイプマーキング特集
手で持ち運び出来るマーキング機器といえば、
昔からのテーキン(手打ち刻印)が真っ先に思い浮かぶと思います。
テーキンをハンマーで思いっきり叩くことで刻印する最もポピュラーな方法ですが、作業者の腕前が刻印の出来に大きく左右します。
そればかりか、最近ではベテランから若い作業者に代替わりしたことで、ハンマーで指を潰したり、欠けた刻印が目に入り失明したなどという事故が多くなってきています。
その影響で一部大手メーカーではハンマーの使用を制限する「ハンマーレス」を推進している企業も出始めています。
ハンマーを使わないので、指を叩いたりすることがありません。また、オプションでダブルスイッチなどを付けることで更に安全性を上げることができます。
刻印も耐久性抜群の特殊素材を使っているので滅多に破損する事はありません。
エアーのみを動力とし、ワークに接触させトリガーを引くだけの簡単操作なので誰が使っても均一な刻印をすることが出来ます。
インパクトの瞬間5t近くの力が出ますので、対象ワークにくっきりと深い刻印が可能です。ワークによっては後工程で研磨や塗装をしても文字が残ります。
簡易刻印であればぽん太シリーズもあります。
一文字刻印タイプのぽん太 Mark I と ぽん太 Mark IIの二種類があり、共に加圧機工が内蔵されていますので、ハンマーが不要で押付けるだけで刻印が出来ます。
生産ラインの検印や銘板などへの簡易刻印には最適です。