様々なワークの形状や刻印方法に応じた
刻印機の特集記事をご紹介します。
トップページ > マーキング特集一覧 > 薄いワーク向けマーキング特集
紙やポリエチレン袋、積層板・テトロン系貼り銘板など薄いワークにマーキングをしたいとの要望を良く聞きます。
お客様は押し付けて(プレス)刻印する方法を検討されていたようで、他にどんな方法があるのかという問い合わせが多いです。
マーキング装置としては押し付けて刻印する方法以外にレーザーマーカ・ラベルプリンタ・エアーペン・インクジェットなどがあります。
レーザーマーカは高速マーキング・高品質なマーキング・多彩なデザインの折込みなど非常に万能のように思えますが、打刻深さを求める場合にはあまり深く印字することが出来ないというデメリットがあります。
もちろん非常に高価ということも言えます。
テトロン系の貼り銘板には使用ができません。
ラベルプリンタは自動剥離機とセットなものが多いですが、こちらは金属活字とインクリボンで印字をさせます。
ラベル剥離機とは封筒の宛名、食品の賞味期限・家電製品などの大量のラベルを必要としながらも、日付や内容など多くの更新、多様化が迫られる分野で貢献している機器です。
エアーペンはレーザーマーカ同様に高速マーキング・高品質なマーキング・インライン可能で多ロット対応も出来、文字サイズの変更等容易に可能なため汎用性が高い装置です。
ただし打刻するワークによっては打刻音が80〜90dbと高くなる可能性があります。
打刻深さもエアー圧や内部の設定によって調整出来るため、積層板(銅版)のような薄いワークに対しても穴を開けることなく打刻することが可能です。
インクジェットマーカは高速マーキング・多彩なデータ作成・連番号マーキング・高品質なマーキングや多少の凹凸のあるワークへもマーキングが可能です。
下記のような紙製品にも印字が可能で、食品製造の高速ラインにも対応が出来、賞味期限等の印字を行っています。
薄いワークに対してキズを付けることなく印字が可能な装置の一つです。
上記のように様々な薄いワークによって最適な機種が異なりますので、
試しに印字してほしい等ご要望がございましたらお気軽にお声をかけていただけたらと思います。
サンプル打刻(印字)は随時受け付けております。